チョコザップとエニタイム、どっちがいい|月額2倍の差で何が変わるのか【2026年】

コーチム編集長 木村 涼

この記事を書いた人

木村 涼コーチム編集長/NSCA-CPT取得

30代女性。大手の4つのジムで挫折 → 自己流で3ヶ月10kg減(57→47kg) → パーソナル指導でさらに5kg減。挫折と減量の全記録はこちら。特定のジムと金銭的な利害関係を持たない立場から、紹介料の有無で評価を歪めずに書いています。

4ジム挫折57→47kgさらに−5kgNSCA-CPT取得

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チョコザップは月額3,278円。エニタイムフィットネスは月額7,000円台。ほぼ2倍です。

この2つで迷っている人が本当に知りたいのは、どちらが優れているかではありません。倍の金額を払って、何が変わるのか。それだけです。

結論から書きます。

差額で買えるもの 内容
フリーウェイト ダンベル・バーベル。チョコザップにはない
シャワー チョコザップは大半の店舗になし
常駐スタッフ スタッフアワー内は人がいる
広さ マシンの台数と種類が多い

逆に言えば、この4つが要らないなら、差額の月およそ4,000円は払わなくていいことになります。

ただし料金と設備だけで決めると、あとで困る項目があります。退会と、店舗ごとの差です。この記事ではそこまで含めて整理します。

目次

この記事でわかること

  • 料金の差が年間でいくらになるか
  • 設備の差は具体的に何か
  • 混んでいるのはどちらか(1店舗あたりの会員数で比較)
  • 店舗による当たり外れの大きさ
  • 辞めるときの手間の差
  • どちらを選んでも同じ結果になる人

10項目で並べる

まず全体像

細かい話に入る前に、判断に必要な項目を一覧にします。

項目 エニタイムフィットネス チョコザップ
月額 7,000円台(店舗により異なる 3,278円(全国一律)
初期費用 店舗により発生 0円
店舗数 国内1,235店 全国2,018店
1店舗あたりの会員 882名 約500名
マシン フリーウェイトを含む本格設備 軽量・初心者向け
シャワー あり 大半の店舗になし
美容・その他 なし セルフエステ・脱毛など
スタッフ スタッフアワー内は常駐 常駐なし
退会 所属店舗で書面提出 アプリで完結
店舗ごとの差 料金・締切日・設備 設備(サービス4〜19種類)

各社公表情報およびコーチム独自集計(2026年8月時点)。エニタイムは店舗ごとに運営会社が異なるため、料金・条件は店舗により変わります

太字にした項目が、それぞれの決定的な違いです。以下、順に見ていきます。

料金|差額は年でおよそ4万5,000円

チョコザップは全国一律

チョコザップの月額は2,980円(税込3,278円)。全国どの店舗でも同じです。

さらに2025年4月から入会金・事務手数料が0円になりました。始めるときに払うのは初月分の会費だけです。

年額プランもあります。32,780円で、割引額は6,556円。これは月額のちょうど2か月分です。つまり10か月以上通えば年額のほうが得になります。

言い換えると、10か月以内に辞めると年額プランは損ということです。続くかどうか分からない段階なら月額から始めるほうが安全です。

エニタイムは店舗ごとに違う

エニタイムの月額は7,000円台が中心ですが、全国一律ではありません。

理由は運営形態にあります。国内1,235店のうち1,036店がフランチャイズ加盟店で、直営は181店。フランチャイズ比率は約84%です。各加盟企業が地域の相場に合わせて料金を決めているため、店舗ごとに差が出ます。

初期費用も同様で、店舗により発生します。入会前に、通う予定の店舗の料金を個別に確認する必要があります。

差額を年で見る

月額の差はおよそ4,000円。年間ではおよそ4万5,000円になります。

これを高いと見るか妥当と見るかが、この記事の分かれ道です。4万5,000円で買えるのは、フリーウェイト・シャワー・常駐スタッフ・空間の広さ。これらを使わないなら、払う理由はありません。

それぞれの料金体系の詳細は、チョコザップの料金を整理した記事エニタイムの料金を整理した記事で扱っています。

設備|何ができて、何ができないか

フリーウェイトの有無が最大の差

チョコザップにダンベル・バーベルはありません。置いてあるのはRIZAP監修のマシンで、初心者が扱いやすい構成になっています。

コーチムが全2,011店(開業済み)を集計したところ、1店舗あたりのマシンは平均10.5種類・11.8台でした。運動を始める段階には十分ですが、スクワットやデッドリフトのようなバーベル種目はできません。

エニタイムにはフリーウェイトエリアがあります。本格的に筋肉をつけたい人にとって、ここが決定打になります。

この1点だけで決まる人がいます。バーベルを使いたいなら、チョコザップは選択肢に入りません。金額の比較をする必要すらありません。

シャワーの有無

エニタイムには更衣室とシャワーがあります。チョコザップは大半の店舗にありません。

これは通い方に直結します。仕事帰りに寄って汗を流して帰るという使い方は、チョコザップでは基本的にできません。

逆にチョコザップは着替えずに入れる設計です。仕事着のまま20分だけ寄る、という使い方を想定しています。汗をかくほど追い込まない前提の施設だと考えると分かりやすいです。

チョコザップにしかないもの

一方で、チョコザップにはジムではないサービスがあります。

  • セルフエステ
  • セルフ脱毛
  • ピラティス
  • ワークスペース
  • ネイル・ホワイトニングなど(店舗による)

エニタイムにこれらはありません。月3,278円にこれらが含まれることをどう評価するかは、人によって大きく変わります。

ただしすべての店舗にすべてがあるわけではありません。ここが次の論点です。

チョコザップのサービス内容については何ができるかを整理した記事で詳しく扱っています。

店舗による当たり外れ|数字で見ると差が大きい

チョコザップは4種類から19種類まで

ここがあまり知られていない部分です。

コーチムが全2,011店を集計したところ、1店舗が提供するサービスの数は最少4種類、最多19種類でした。平均12.5種類、中央値13種類です。

サービス数 店舗数 割合
4〜7種類 71店 3.5%
8〜11種類 277店 13.8%
12〜13種類 1,117店 55.5%
14〜15種類 432店 21.5%
16種類以上 114店 5.7%

出典:コーチム調べ(2026年8月・chocoZAP公表の店舗情報より全2,011店を集計)

半数以上は12〜13種類に集まっています。ただし4〜7種類しかない店舗が71店ある。ここに当たると、期待していたセルフエステや脱毛が使えないことになります。

意外な事実|東京の平均が全国で最も少ない

都道府県別に平均サービス数を見ると、順位は直感と逆になります。

都道府県 平均サービス数 店舗数
香川 14.0 24店
奈良 13.5 33店
新潟 13.3 18店
宮城 11.9 34店
東京 11.7(全国最少) 398店

出典:コーチム調べ(2026年8月)。店舗数の多い都道府県を中心に抜粋

店舗数が最も多い東京が、1店舗あたりのサービス数では全国最少です。

理由は推測の域を出ませんが、都心は賃料が高く、1店舗あたりの床面積が小さくなりやすいことが関係している可能性があります。狭い区画に多数の店舗を出す形になるため、1店舗に詰め込めるサービスが減る、という構図です。

もうひとつ、開業年による差もあります。

開業年 平均サービス数 店舗数
2022年 12.2 216店
2023年 12.9 1,009店
2024年 13.0 553店
2025年 11.5 58店
2026年 9.8 175店

出典:コーチム調べ(2026年8月)

2026年に開業した店舗の平均は9.8種類。2024年の13.0から3種類以上少なくなっています。

新しい店舗ほどサービスが多いだろう、という予想とは逆です。「近所に新しくできたから」という理由で選ぶと、想定より少ない場合があるということになります。

チョコザップを選ぶなら、入会前にアプリで通う予定の店舗の設備一覧を確認してください。全国一律なのは料金だけです。

エニタイムの店舗差は料金と締切日

エニタイムの店舗差は、種類が違います。

  • 月会費——加盟企業ごとに設定
  • 退会の締切日——毎月10日が基本だが、15日の店舗もある
  • 設備の構成——マシンの種類・フリーウェイトエリアの広さ
  • スタッフアワー——店舗により時間帯が異なる

チョコザップの店舗差が「あるかないか」なのに対し、エニタイムの店舗差は「いくらか・いつまでか」です。後者は、辞めるときに効いてきます。

混雑|1店舗あたりの会員数で比べる

エニタイムは1店舗882名

混雑の体感は語りにくいので、数字で見ます。

エニタイムを運営するファストフィットネスジャパンの開示によると、2026年3月期第3四半期時点で国内会員108.9万人・1,235店舗。1店舗あたり882名です。前年同期から84名増えています。

チョコザップは1店舗あたり約500名。数字だけ見ればエニタイムのほうが混んでいることになります。

ただし単純比較はできない

この数字をそのまま「エニタイムのほうが混む」と読むのは早いです。理由が3つあります。

①滞在時間が違う

チョコザップは着替え不要で、20分程度で帰る人が多い設計です。エニタイムは着替えとシャワーを含めて1時間以上になりやすい。同じ会員数でも、同時に館内にいる人数は変わります。

②面積が違う

エニタイムのほうが1店舗あたりの面積が広い。会員数が多くても、収容できる人数も多い。

③どちらも他店舗を使える

両ブランドとも全店舗の相互利用が可能です。会員は所属店舗に固定されていません。

それでも、1店舗882名という数字は覚えておく価値があります。平日19時から21時に通う予定なら、見学のときにその時間帯に行ってください。昼間の空いている状態を見ても判断できません。

エニタイムの他店舗利用の条件はビジター利用と他店舗利用の違いを整理した記事にまとめています。

辞めるとき|ここが最も差が大きい

チョコザップはアプリで完結

入るときより、辞めるときのほうが差が出ます。

チョコザップの退会はアプリから手続きできます。店舗に行く必要も、書類を書く必要もありません。

エニタイムは店舗に行く

エニタイムの退会は所属店舗の窓口で書面を提出します。電話もウェブも不可です。

さらに毎月10日が締切(15日の店舗もあります)。11日に手続きに行くと、翌月分の会費が発生します。

そしてスタッフアワー内でなければ手続きできません。24時間入館できても、辞める手続きは平日昼間しか受け付けていない店舗もあります。

エニタイム チョコザップ
方法 所属店舗で書面 アプリ
締切 毎月10日(店舗により15日)
時間帯の制約 スタッフアワー内 なし
引っ越し後 所属店舗まで戻る必要がある 不要

最後の行が問題になります。転勤や引っ越しで遠方に移ると、辞めるためだけに元の店舗へ行くことになります。

手続きの詳細はエニタイムの退会方法を整理した記事で扱っています。

結局、どちらを選ぶか

エニタイムを選ぶべき人

  • フリーウェイトを使いたい——これだけで決まります
  • 仕事帰りにシャワーを使いたい
  • すでに運動の習慣がある——週2回以上通う前提なら1回あたりの単価は下がります
  • 出張が多い——海外店舗も使えます
  • 分からないときに人に聞きたい——スタッフアワー内なら聞けます

チョコザップを選ぶべき人

  • まず運動する習慣をつけたい——月3,278円なら失敗しても損失が小さい
  • 週1〜2回、20分程度で十分
  • 着替えるのが面倒——仕事着のまま入れます
  • 美容サービスも使いたい
  • 辞めるときに手間をかけたくない
まず費用を抑えて始めたい人へ

chocoZAP(チョコザップ)

全国2,018店舗/月額3,278円/入会金・事務手数料0円

✓ 料金は全国一律。店舗による差がない

✓ 着替え不要。仕事着のまま入れる

✓ 退会手続きはアプリで完結する

\フリーウェイト・シャワーはありません/

料金・店舗を見る ›

通う予定の店舗の設備は入会前にご確認ください

迷ったら、安いほうから

どちらか決めきれないなら、チョコザップから始めるのが合理的です。

理由は、失敗したときの損失が小さいことです。月3,278円で3か月試して合わなければ、損失は約1万円。そこで「もっと本格的にやりたい」と思えたなら、そのときエニタイムに移ればいい。

逆にエニタイムから始めて続かなかった場合、月7,000円台に加えて、辞めるために店舗まで行く手間がかかります。

チョコザップの評判については「ひどい」と言われる理由を検証した記事で扱っています。両ブランドの全体像はチョコザップのレビューエニタイムのレビューにまとめています。

どちらを選んでも同じ結果になる人

設備の問題ではない場合

ここまで設備と料金で比べてきましたが、この比較そのものが意味を持たない人がいます。

過去にジムに入会して、通わなくなった経験がある人です。

その場合、原因はほぼ設備ではありません。エニタイムのフリーウェイトが足りなかったから続かなかったのではないし、チョコザップにシャワーがなかったから辞めたのでもない。

何をすればいいか分からないまま、月会費だけが引き落とされる状態になったからです。

実際、私自身がそうでした。フィットネスジムを4社渡り歩いて、どこも続きませんでした。設備の問題だと思って店を変え続けていましたが、変わったのは月会費だけでした。

この構造についてはなぜ多くの人がダイエットに失敗するのかで詳しく整理しています。

選択肢を1つ増やす

ジムが続かなかった経験がある人には、月4,000円の差を検討する前に、比べるべき相手がもう1つあります。

パーソナルトレーニングです。金額は1桁変わりますが、「何をすればいいか」が最初から決まっている点が根本的に違います。

チョコザップとエニタイムの差は、設備の差です。パーソナルとの差は、通う理由が用意されているかどうかの差です。

多くのジムが無料カウンセリングや無料体験を用意しています。入会せずに話だけ聞いて帰ることもできます。2つのセルフジムで迷っている段階なら、比較対象に入れておく価値はあります。

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よくある質問

Q. 安いのはどちらですか?
チョコザップです。月額3,278円で、エニタイムの7,000円台に対しておよそ半額。年間の差はおよそ4万5,000円になります。

Q. 本格的に筋トレするならどちらですか?
エニタイムです。チョコザップにダンベル・バーベルはありません。バーベル種目をやりたいなら比較の余地はありません。

Q. シャワーは両方ありますか?
エニタイムにはあります。チョコザップは大半の店舗にありません。仕事帰りに汗を流したいならエニタイムです。

Q. 混んでいるのはどちらですか?
1店舗あたりの会員数はエニタイムが882名、チョコザップが約500名です。ただし滞在時間と店舗面積が違うため、この数字だけでは判断できません。通う時間帯に見学することをおすすめします。

Q. どちらも全店舗使えますか?
使えます。ただしエニタイムは入会からの経過期間などの条件が設けられている場合があります。

Q. 途中で乗り換えられますか?
できます。どちらも他方のジムを辞めてから入会する形になります。チョコザップからエニタイムへの乗り換えのほうが、退会手続きが簡単なぶん負担は小さくなります。

Q. 両方に入るのはどうですか?
合計で月1万円を超えます。その金額を出すなら、パーソナルトレーニングの回数券や月額制プランも比較対象に入ってきます。

Q. チョコザップは店舗によって設備が違うと聞きました
そのとおりです。コーチムの集計では、サービス数は最少4種類・最多19種類でした。入会前にアプリで確認してください。

まとめ|月4,000円で何を買うか

この記事の要点です。

  • 月額の差はおよそ4,000円、年でおよそ4万5,000円
  • その差で買えるのはフリーウェイト・シャワー・常駐スタッフ・空間の広さ
  • バーベルを使いたいならエニタイム一択。金額を比べる意味がない
  • まず習慣をつけたいならチョコザップ。失敗しても損失が小さい
  • チョコザップは料金は全国一律だが、設備は店舗により4〜19種類と差が大きい
  • エニタイムは料金も締切日も店舗により異なる
  • 辞めるときの手間はチョコザップが圧倒的に軽い(アプリ完結/所属店舗で書面)
  • 過去にジムが続かなかった人は、どちらを選んでも同じ結果になる可能性が高い

2つを比べているうちは、まだ設備の問題だと思っている段階です。それで解決する人もいます。ただし、これまで何度かジムを変えて、そのたびに通わなくなった経験があるなら、変えるべきなのは店ではないかもしれません。

本記事の情報は2026年8月時点で確認できた内容にもとづきます。エニタイムフィットネスは店舗ごとに運営会社が異なるため、料金・退会条件は通う予定の店舗にご確認ください。チョコザップのサービス数の集計は公表されている店舗情報にもとづくもので、実際の設置状況と異なる場合があります。

コーチム編集長 木村涼
フィットネスジム4社で挫折した後、自己流のダイエットで3ヶ月10kg減。その後パーソナルトレーニングの指導を受けさらに5kg減を達成。NSCA-CPT取得。特定のジムと金銭的な利害関係を持たない立場から、比較記事を書いています。

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この記事を書いた人

コーチム編集長。複数の大手フィットネスジムで挫折後、自己流(通勤運動・自重トレ・AI食事管理)で3ヶ月10kg減量を達成。さらにパーソナルトレーニングの指導で追加5kg減を実現し、専門指導の価値を実感。NSCA-CPT取得。特定のジムと利害関係を持たず、「続けられるパーソナルジム選び」をテーマに中立的な立場で発信。

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